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ガイド›2分割ボックス型
型 8 min更新日: 2026年10月

2分割ボックス型

クイック回答

2分割ボックス型は、3Dモデルからじょうご付きの硬い2分割の箱を作ります。初期値はワックスで、壁5 mm、口8 mm、実矧ぎ、輪ゴム用の溝付きです。

ジェネレーターがやることと、やらないこと

ジェネレーターにおまかせ
  • 形を壁5 mmの箱で包み、継ぎ目で2つの半割りに分けます。半割りのあいだのすき間は0.2 mmです
  • ふたに口8 mmのじょうごを開け、空洞の一番高い点まで届かせます
  • 型取りするものに合わせて、口、すき間、空気抜き、壁だけを調整します
  • 半割りのあいだのシール、輪ゴム用の溝、継ぎ目のこじ開けポケットを付けます
  • 流し込む材料がどれだけ要るかを、mlとグラムで計算します
  • 「個数」で空洞を最大6個まで一列に並べます。それぞれに専用のじょうごが付きます
→ ご自身でやること
  • →表面に穴のない、閉じたモデルをアップロードすること
  • →流し込む前に、輪ゴム、ねじ、スナップ留めで半割りを閉じること
  • →レジンのときは離型剤を塗り、ワックスのときは低い位置からゆっくり注いで空気を入れないこと
  • →材料が固まるのを待って、型を開けること

箱のしくみ

印刷した箱が型そのものです。シリコンは使わず、材料を中に直接流し込みます。2つの半割りは初期値で壁5 mmで形を囲み、継ぎ目で分かれます。「継ぎ目の位置」が0なら、継ぎ目は形の中心を通ります。

材料はふたのじょうごから入ります。底が「閉じる」なら箱に底があります。「開く」なら、空洞が形の足元に出ます。型をひっくり返して、その口から流し込むので、じょうごはありません。

半割りは半割りのシールではまり合い、選んだ方法で閉じます。継ぎ目にあるこじ開けポケットは、てこで型を開けるためのものです。

正面から見た閉じた箱。中にサンプルのポーン、口8 mmのじょうご、5 mmの壁、中央の継ぎ目、輪ゴム用の溝、こじ開けポケットが見えます。横には、実矧ぎのでっぱりと溝を示す、開いた2つの半割りを上から見た図があります。
2つの半割りのあいだには嵌合のすき間が0.2 mm残ります。プリンターが詰まり気味に出力するなら上げてください。
1

製品を選ぶ

セレクターで「分解できるシリコン型」を選びます。STUDIOのラベルが付いています。デザインは自由ですが、ダウンロードにはStudioプランが必要です。

パネルの上にある「型の種類」には「箱型」と「密着シェル」があります。「箱型」を選んでください。これが2分割ボックス型で、材料を直接流し込む硬い2つの半割りです。

2

形をアップロードする

表面に穴のない閉じたモデルを、「モデルをアップロード(STL、OBJ、3MF)」で読み込みます。何もアップロードしないあいだは、「サンプルで試す」の形で型が作られます。「六角ポーン」(初期値)、「球」、「ダイヤモンド」から選べます。

ファイルを読み込むと「上向きの軸」(初期値はZ ↑)が出ます。モデルが横倒しで入ってきたら切り替えてください。「モデルサイズ」は25〜300%(100%)です。

3

何を型取りするか選ぶ

「何を型取りしますか?」には8つの選択肢があります。「レジン」、「シリコン」、「チョコレート」、「ワックス」(初期値)、「石鹸」、「粘土」、「石膏」、「コンクリート」です。選ぶと、流し込み口、すき間、空気抜き、壁が自動で調整されます。パネルの下に要約が出ます。たとえばワックスなら、口8 mm、壁5 mm、「空気抜きなし」です。

型を生成すると、パネルに流し込む材料の量がmlとグラムで表示されます。グラムは材料の密度から出しています。お使いの材料の密度が違うときは、「密度」に入力してください。

4

箱の形を調整する

「継ぎ目の位置」は、半割りの切れ目を-40〜40 mmで動かします(0が中心)。「個数」は空洞を1〜6個並べ、「部品どうしの間隔」は8 mmです。「型の厚み」は2.5〜12 mm(5 mm)です。

「型の形」には「立方体」(初期値)、「円柱」、「形に沿う」があります。「形に沿う」は物の形を帯状にたどり、材料が少なくて済みます。「形に沿う」を選ぶと「箱の細かさ」(4、1〜6)が出ます。「分割」は、「縦」なら左右に、「横」なら下と上に分かれます。

5

底、シール、固定方法を選ぶ

「底」を「閉じる」(初期値)にすると、「注ぎ口Ø」(8 mm、3〜20)、「注ぎ口」(「円すい」または「円柱」)、「予備だまり」とその「余分な量」(10%、5〜50)、「脚」(5 mm)を調整できます。「開く」では「支柱」(5 × 8 mm)が出ます。ワックスなら「芯を通す穴」(2.5 mm)を足せます。「取っ手」はいつでも使えます。

「半割りのシール」は「実矧ぎ(さねはぎ)」(初期値)、「ピン」、「位置決めドーム」です。「半割りの固定方法」は「輪ゴム」(初期値)、「ねじ」(初期値はM3)、「スナップ留め」、「なし」です。

6

印刷して、閉じて、流し込む

2つの半割りは同じファイルに入っています。ビューアの「分解」ボタンで離した状態を表示でき、ダウンロードの前に確認できます。

半割りを閉じ、口から流し込み、固まるのを待って、ポケットから型を開けます。レジンなら離型剤を使います。ワックスならPETGで印刷し、低い位置からゆっくり注ぎます。高いところから注ぐと空気が入り、キャンドルに気泡が出ます。

クイックヒント
ファイルをアップロードする前に、サンプルの「六角ポーン」で箱の仕上がりを見てみましょう。
半割りがずれるなら「位置決めドーム」を試してください。ドームのおかげで、閉じるだけで自然に中心が合います。
「レジン」では、箱にあらかじめ2 mmの空気抜きが付き、閉じ込められた空気が逃げます。
材料が固まるときによく縮むなら、「予備だまり」をオンにして「余分な量」を上げてください。
モデルを回して口が一番高い点に来なくなったら、「注ぎ口Xオフセット」と「注ぎ口Yオフセット」で動かしましょう。
パラメーター初期値範囲
何を型取りしますか?ワックス8種類の材料
モデルサイズ100%25-300%
継ぎ目の位置0 mm-40〜40 mm
個数11-6
部品どうしの間隔8 mm3-40 mm
型の厚み5 mm2.5-12 mm
型の形立方体立方体、円柱、形に沿う
分割縦縦または横
底閉じる閉じるまたは開く
注ぎ口Ø8 mm3-20 mm
注ぎ口円すい円すいまたは円柱
余分な量(予備だまりあり)10%5-50%
脚の高さ5 mm2-20 mm
支柱の幅 × 長さ5 × 8 mm3-12 × 3-30 mm
穴の直径(芯)2.5 mm1.5-6 mm
半割りのシール実矧ぎ(さねはぎ)実矧ぎ(さねはぎ)、ピン、位置決めドーム
半割りの固定方法輪ゴム輪ゴム、ねじ、スナップ留め、なし
エアベントØ0 mm(オフ)0-5 mm
嵌合クリアランス0.2 mm0.05-0.6 mm
こじ開けポケットオンオンまたはオフ
何を型取りしますか?口壁空気抜きすき間
レジン8 mm5 mm2 mm0.15 mm
シリコン8 mm5 mm2 mm0.2 mm
チョコレート10 mm5 mmなし0.2 mm
ワックス8 mm5 mmなし0.2 mm
石鹸10 mm5 mmなし0.2 mm
粘土12 mm6 mm2 mm0.25 mm
石膏12 mm7 mmなし0.25 mm
コンクリート14 mm7 mm2 mm0.3 mm
固定方法設定初期値範囲
位置決めドームドームの大きさ10 mm3-20 mm
位置決めドームドームのすき間0.5 mm0-1.5 mm
ねじねじの太さ3 mm2-6 mm
ねじ頭の直径6 mm3-12 mm
ねじ頭の高さ2 mm1-6 mm
スナップ留め留め具の高さ10 mm6-20 mm
スナップ留め留め具の厚さ4 mm2-6 mm
スナップ留め留め具のすき間0.25 mm0.1-0.8 mm
スナップ留め締め付けの強さ0.25 mm0.1-1 mm

流し込む前に、まず見直すところ

半割りが閉じない
「嵌合クリアランス」を上げる(最大0.6 mm)
閉じるときに半割りがずれる
「半割りのシール」を「位置決めドーム」にする
作品に気泡が入る
低い位置からゆっくり注ぐ。0.5 mm以上の「エアベントØ」を足す
作品の上にへこみができる
「予備だまり」をオンにして「余分な量」を上げる
スナップ留めが付かなかった
継ぎ目を下げるか、別の固定方法にする
型が開けにくい
「こじ開けポケット」がオンになっているか確かめる

トラブルシューティング

スナップ留めが付かなかったとパネルに出る
原因: 上の半割りが低すぎて、スナップ留めを付けられません。
対処: 「継ぎ目の位置」で継ぎ目を下げます。
それでもだめなら: 「半割りの固定方法」で別の方法を選びます。「輪ゴム」か「ねじ」です。
芯を通す穴ができなかった
原因: 芯が通るはずの場所、つまり口の中心を形が通っていません。
対処: 「詳細設定」の「注ぎ口Xオフセット」か「注ぎ口Yオフセット」で口を動かします。
それでもだめなら: 「上向きの軸」で形を回します。
2つの半割りが閉じない
原因: お使いのプリンターが、0.2 mmの「嵌合クリアランス」より詰まり気味に出力しています。
対処: 「嵌合クリアランス」を0.05〜0.6 mmの範囲で上げます。
それでもだめなら: 「位置決めドーム」では、「ドームのすき間」(初期値0.5 mm)も上げます。
キャンドルに気泡が出る
原因: ワックスを高いところから落としたため、空気が入りました。
対処: 壁に沿わせて、低い位置からゆっくり注ぎます。
それでもだめなら: 「エアベントØ」を足します。0.5 mmから、口と反対側に細い溝が彫られます。
作品の上がへこむ
原因: 材料は固まるときに縮みますが、補う分がありません。
対処: 「予備だまり」をオンにします。ふたの上に余分な材料をためるカップができ、材料が下りて作品を満たします。
それでもだめなら: 「余分な量」を上げます(5〜50%)。
口が形の一番高い点に来ない
原因: モデルを回したため、一番高い点が別の場所に移りました。
対処: 「注ぎ口Xオフセット」と「注ぎ口Yオフセット」で口を動かします(-40〜40 mm)。
それでもだめなら: 別の「上向きの軸」を試して、一番高い点が上に来るようにします。
輪ゴムは使いたくない
原因: 「輪ゴム」では箱のまわりに溝が付き、閉じるのは輪ゴム頼みです。
対処: 「半割りの固定方法」を、はめ込みで閉じる「スナップ留め」か「ねじ」にします。
それでもだめなら: 「ねじ」では、穴に0.4 mmの遊びが付き、反対側にはナットの六角形のくぼみができます。
セレクターに箱が見つからない
原因: 箱は「分解できるシリコン型」の中にあり、「密着シェル」と並んでいます。
対処: 「分解できるシリコン型」を選び、「型の種類」で「箱型」を選びます。
それでもだめなら: 種類を切り替えても、形と材料はそのまま残ります。

よくある質問

どのプランが必要ですか?
Studioプランです。型のデザインと表示はプランなしでもできます。プランが必要になるのはダウンロードのときです。
「箱型」と「密着シェル」はどう違いますか?
箱型は、ワックス、石鹸、レジン、石膏を中に直接流し込み、そのまま開けます。密着シェルは物をぴったり包みます。2つのあいだにシリコンを流し込み、やわらかい型ができます。
どんなファイルをアップロードできますか?
STL、OBJ、3MFで、表面に穴のない閉じたモデルです。
一度に複数の作品を作れますか?
はい。「個数」で同じ空洞を1〜6個、一列に並べられます。それぞれに専用のじょうご、空気抜き、予備だまりが付きます。
どのフィラメントで印刷しますか?
PETGです。ワックスには、熱いワックスに強いPETGがPLAより向いています。

自分だけの作品を作ろう

画像をアップロードすれば数秒で印刷可能なSTLが完成。

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